コール・エッコ

シンプルギフト

歌詞
'Tis the gift to be simple, 'tis the gift to be free, 
    'Tis the gift to come down where we ought to be,
And when we find ourselves in the place just right, 
    'Twill be in the valley of love and delight.
When true simplicity is gain'd, 
    To bow and to bend we shan't be asham'd,
To turn, turn will be our delight, 
    Till by turning, turning we come round right.
メモ

デモCDを聞くと、あれっ?二行目の最後の方は微妙に違います。"where we ought to be"ではなく、"where you want to be"になっています。つまり、「いるべき所」より、「いたい所」ですね。ググって見れば、面白い結果が出ました。
"come down..." につづく文件数
"where we ought to be"485
"where you want to be"194
"where you ought to be"161
"where we want to be"7

解説

この歌は、Joseph Brackett (1797〜1882)により、1848年に作曲されたものです。彼は、アメリカ、メーン州のシェーカー教徒団体の牧師で、自然に歌を作り出す力は、まさに天からの授かりものと人々からたたえられたそうです。

題名の"Simple gifts"は、かたかなにされていますが、それではなかなか意味が通じないでしょう。まさか、「簡易贈り物」ではなく、"gift" は神様からの贈り物、つまり天からの授かりもので、"simple"は素直さ、素朴さ、と言うような意味だと思います。 歌自体はダンスソングと考えていいでしょうが、宗教色が掛かっています。音楽的に、非常に簡単なハーモニーですが、このような歌に欠かせない韻を踏んでいることに注目してほしいです。

大体の意味は次の通りです。難しい単語はありませんし、どちらかと言えば、素朴な文ですが、次のような見なれない縮小形があります。

素直に生きるのは、天からの授かりもの、自由に生きるのは、天からの授かりもの
いるべき所に行きつくのは、天からの授かりもの
そのぴったりな場所にたどり着いたとき、
そこは、愛と喜びの谷間になるでしょう。

本当の素直さを得たとき、
体をしなやかに折り曲げて、恥ずかしくない、
喜びに、回る、回る、
回って、回って、やっと前向きになるでしょう。

最後の方の歌詞は英語ででも、なかなか不透明な意味ですが、これが「ダンスソング」と言われるのは、振り付けの指示にもなっているからです。つまり、6行で体を曲げたり、おじぎをしたり、7、8行でくるくる回転するような動きです。

参考

以上のほとんどは次の英語ウィキペディアのページから写しました。http://en.wikipedia.org/wiki/Simple_Gifts

(ウィキペディアについて:http://ja.wikipedia.org/wiki/

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