ラフマニノフのヴォカリーズ

背景

この曲は、ピアノ伴奏声楽曲集、作品番号34の最後の曲です。他のは、プーシキン等ロシア巨匠の詩の付いた歌で、これだけが「ヴォカリーズ」です。フランス語の "vocalise" というのは、「母音で歌う」という意味です。ラフマニノフ自身による、オーケストラとソリスト(Soprano)による編曲になっています、またオケだけ(ソロがヴァイオリンになる)の編曲もあり、ピアノソロ、その他のバージョンもあります。

資料

アカペラ版

ウィキペディアのページに書いてある通り、この曲はポリフォニーに近い特徴があり、合唱曲としてできないかと思って探しましたが、存在しない様なので自分で編曲することにしました。メロディー部分のソロは原曲と全く同じにし、伴奏は五声にし、私が編曲しました。(分ける事のない厳密五声ですので、一人一パートの可能性もあります。)ただし、終わりの方の極端に高い音域(ド♯)は、ラフマニノフが提案した案に則り変化させて編曲しています。

まだ演奏されたことがないので、録音がありません。MIDIからの音源は、あくまでも念のための機械音楽だということを承知して聞いてください。

色々